22イグジスト(EXIST)LT2500Sのスペック(Specs)
22イグジスト(EXIST)LT2500Sとは、ダイワが誇るスピニングリール(Spinning Reel)のフラッグシップモデル(flagship model)です。
22イグジストLT2500S | |
巻取り長さ cm/ハンドル1回転 | 72cm |
ギア比 | 5.1 |
自重(g) | 160 |
最大ドラグ力(kg) | 5.0 |
標準巻糸量/ナイロン(lb-m)・PE(号-m) | 4-150・0.6-200 |
スプール径(mm) | 45 |
ハンドル長さ(mm) | 50 |
ハンドルノブ仕様 | HG-Iライト |
ベアリング(ボール/ローラー) | 12/1 |
定価(税別) | 103,000 |
JANコード | 4550133 109393 |
作られた場所(国)
この ”22イグジストLT2500S” は日本で生産されています。
【made in Japan】です。
パーツリスト(parts list)
22イグジストLT2500S(Daiwa 22EXIST LT2500S)の展開図(パーツリスト)データです。※PDF
交換するパーツを近くの釣具店へ注文する事も可能です。
※リストの中に”修理” ”終了”と書いてあるパーツは注文不可。
”修理” ― 修理対応専用。パーツの取り寄せは出来なので、修理に出す必要あり。
”終了” ― パーツの生産は終了。取り寄せも修理も不可。
ボールベアリングリスト(ball bearing list)
22イグジストLT2500S(Daiwa 22EXIST LT2500S)に対応するオーバーホール用のボールベアリングのサイズ一覧表
No. | パーツ名 | コード | サイズ(内径×外径×厚さ)mm |
8 | スプールボールベアリング | 10E367 | 1060(6×10×2.5) |
16 | スプールメタルボールベアリング | 10E361 | 1170ZZ(7×11×3) |
23 | ローターナットボールベアリング | 10E378 | 850(5×8×2) |
52 | ローラーボールベアリング | 10E400 | 630(3×6×2) |
75 | ピニオンボールベアリング(A) | 10E327 | 1470(7×14×3.5) |
80 | ピニオンボールベアリング(B) | 10E351 | 850ZZ(5×8×2.5) |
97 | ドライブボールベアリング(A) | 10E393 | ※マグシールドベアリング |
108 | オシレーティングギアボールベアリング | 10E401 | 740(4×7×2) |
113 | ドライブボールベアリング(B) | 10E393 | ※マグシールドベアリング |
202 | ハンドルノブボールベアリング | 10E313 | 740ZZ(4×7×2.5) |
※ZZが表記されているボールベアリングはシールドタイプとなります。
※マグシールドベアリングは修理対応品となります。
純正パーツ
カスタムパーツ(custom parts)
22イグジスト(EXIST)LT2500Sのレビュー(review)
22イグジストLT2500Sの自重は「160g」。
リールを軽く作っていくと、どうしても「ちゃっちー」って、感じることがあるのですが、確かに世の中にそういうリールもあります、しかし22イグジストは、私の感覚としては、質感のある「上品な軽さ」があると思っています。
軽さと強さの融合を完璧に実現した160gという世界がそこにはあります。
単純に160gと言いますが、そんな簡単なことではないのは、クラス最軽量で世界一ということが証明してくれています。引用先 : LURENEWSR ヤマラッピ
一番凄いなと感じたのは剛性感。剛性が弱いリールだとイカをかけた時に巻いてくると、あっ負担かかってるなーと思う事がありますが、22イグジストでは巻いててガッチリしてるって思いました。18イグジストよりも更に剛性感が上がっているって実感できます。
また巻き感度も凄いので、巻きの釣りにもオススメできます。引用先 : 夕凪のぬこ
流石です。
エギンガーですが。シャクリやすいです。
釣果には関係ありませんが、ドラグ音も高級感あります。23エアリティが出ますが、2005年から出ていてブランド力があるイグジストにしました。
デザイン、巻き心地、トラブルレス等文句の付け所がない製品です。
ダイワのバス用スピニングの最上位機種を使うことに下位機種代+2万の価値があると判断しました。引用先 : amazon カスタマーレビュー
カスタム
SLPワークスによるEXIST SENSITIVE TUNEサービス
このサービスは22イグジスト(22EXIST)のボールベアリングをグリス仕様からオイル仕様へ変更、さらにマグシールドを除去するチューニングを行うサービスです。
グリスの粘土やマグシールドの磁力による巻きの抵抗を極力減らし、エリアトラウトやバスフィッシングに適した繊細かつダイレクトな巻き心地にカスタムするサービスとなってます。
費用:22EXIST 15,000円(税別)
オーバーホール
修理やオーバーホールを依頼するには、近くの釣具店へ持参するか?またはスポーツライフプラネッツへ直接依頼します。
個別でハイクオリティなボールベアリングに交換する事も出来ます。
22イグジスト(EXIST)のテクノロジー(Technology)
2018年に登場したLTコンセプトに続き、2022年に発売された22イグジストは更に進化したDAIWAのテクノロジーであるエアドライブデザイン(AIRDRIVE DESIGN)を搭載しました。
エアドライブデザイン(AIRDRIVE DESIGN)は、最大4つのテクノロジーで構成される。
エアドライブデザイン(AIRDRIVE DESIGN) | |
エアドライブローター (AIRDRIVE ROTOR) |
最軽量、低慣性のローターで、巻き出しが軽くハイレスポンスな回転を生み出すエアドライブローターを採用。 |
エアドライブベイル (AIRDRIVE BAIL) |
小径化、軽量化となった事によりトラブルレス・ストレスフリーな使い心地へ。 |
エアドライブスプール (AIRDRIVE SPOOL) |
徹底的な軽量化を突き詰めた薄肉設計の高級感あふれるメタリックスプール。 |
エアドライブシャフト (AIRDRIVE SHAFT) |
高負荷時でも回転ノイズの極めて少ない軽い巻き上げを可能とし、巻き心地は、静粛で上質。なのにトルクフル。 |
「スッと巻けて、ピタッと止められる」今後のダイワスピニングリールを担うダイワ史上、最軽量、低慣性ローターが、22EXISTに初搭載。
ダイワスピニングテクノロジーの金字塔のひとつ、エアベールが、エアドライブデザインとともに、さらに進化。小径化、軽量化され、よりトラブルレスでストレスフリーな使い心地へ。
ダイワスピニングテクノロジーの金字塔のひとつ、エアベールが、エアドライブデザインとともに、さらに進化。小径化、軽量化され、よりトラブルレスでストレスフリーな使い心地へ。
ハンドルを回す縦の回転を、ローターの横回転へと変換するピニオン。ピニオン内を貫き、スプールの上下動をつかさどるメインシャフト。このユニットのブラッシュアップも、回転性能向上には欠かせない。
モノコックボディは、それ自体が巨大なネジの役目も担うエンジンプレートでカバーをされていて、大きな負荷を受けてもズレにくく、たわみにくい構造になっている。また、ネジ穴を必要としない分、従来構造よりもボディ内部のスペースがグッと広くなり、より強力な、巨大なサイズのドライブギアが搭載可能だ。
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。
22EXISTに搭載されるのは、超々ジュラルミン製MC(マシンカット)タフデジギア。冷間鍛造で高強度に仕上げた素材に、さらにもうひと手間、デジタル解析によって導き出された理想的な歯面に仕上げるために高精度なマシンカットをほどこしているのだ。
魚の引きに合わせスムーズに作動し、滑らかに効き続けるドラグシステム。滑り出しと追従性を追求し、ドラグ設定を気にすることなく、ファイトに集中することが可能。
22EXISTではツイストバスターⅢを搭載。ラインローラー部に新たな溝を設けることで、ラインローラーを通過する糸のバタつきを抑制。また、ラインローラー部にもマグシールドを搭載。塩噛みや固着の影響を受けず、長期間、安定的かつ確実な回転性能を実現した。
ラインローラーの防水性を高めることは、回転フィーリングや感度などの初期性能の維持に寄与する。また、塩や異物のかみこみが激減。さらに回転が良くなることで糸ヨレの軽減効果も向上した。
スプールの軽量化とあわせ、スプールリップ形状の見直しにより、約5%の飛距離アップを実現。キャストしたラインが描く美しい放物線を体感してほしい。
磁性を持つ液体の壁によって、ボールベアリング内部への水、異物の侵入を抑えることで、ボールベアリング本来の軽く滑らかな性能を維持しながら、パッキン等の助け無しに、錆・塩ガミ・異音を大幅に解消。
22イグジスト(EXIST)のラインナップ(lineup)
22イグジストは2000番台から5000番台までのモデルがあります。
発売日(release)
2018年に発売された18イグジスト(EXIST)が、4年後にフルモデルチェンジして登場したモデル(model)。2022年1月に開催された横浜フィッシングショーで登場して2022年3月に発売開始。
発売期間【2022年~発売中】の現行モデルとなってます。
ターゲット(target)
22イグジストLT2500Sは多種多様なターゲットに使用する事が出来る番手となっている。特にバス釣りやエギングで使用するには軽くて強い22イグジストは最適である。フレッシュウォーターなら大きな河川でサクラマスなどの大型に対応できる2500番はベストマッチするリールとなる。
・エギング
・トラウト(中型~大型まで対応)