fujiガイドのサイズ表の見方
日本で販売されているロッドガイドのシェアNo.1の富士工業
そのfujiガイドも現在は多くの材質・サイズが発売されてあります。
メーカーより販売されているロッドのガイドはほとんどこのfujiガイド
あなたが使用しているロッドのガイドフレームの材質は
“ステンレス”なのか?それとも”チタン”なのか?
そしてリングに関して、”トルザイト”リングなのか?
または”SIC”リングなのか?”O”リングなのか?ご存知ですか?
参考になるように、fujiガイドの種類など整理したいと思います。
ガイドのフレーム
フレームには2種類
『ステンレス』『チタン』とありますが、高価なのはもちろん『チタン』です。
硬度・腐食性にも『ステンレス』よりもとても優れていますし、サビにも強い
そして、自重に関しても『ステンレス』よりも軽量ですので
“固く”て”軽い”となると、少なからず感度にも影響は出てきます。
各メーカーのロッドで定価が2万円を超えるロッドに関しては
この『チタンフレーム』を使われていることが多いですので
ガイドやメーカーのHPをチェックしてみてください。
ちなみにガイドにも『チタンフレーム』なら刻印がしてあります。
ちょうど中央部に見えるのが「TITANIUM」と刻印されています。
(※刻印がないチタンガイドもあります。)
ガイドの型名(名前)
ガイドにも色んな形がありますので、それぞれ『〇〇ガイド』と呼ばれています。
例えば、アジングロッドなどの軽量なロッドの多くのティップガイドには『KTガイド』
ベリー付近に使われる『KBガイド』やバット部分に使われる『KLガイド』や『ATガイド』など
トップガイドには『KGガイド』や『MNガイド』など沢山の種類がありますので
その中からリングサイズが合う商品、目的に合ったガイドを選び使用しています。
上の写真は最近ライトゲームにおける軽量ロッドのバットガイドなどに使用されている『ATガイド』
こちらは良くエギングロッドのバットガイド(チョーク)に使われている『KLガイド』
この『KLガイド』にも足が長い商品や短い商品、そしてチタンフレームだったり
ステンレスフレームなど種類が沢山あります。
リングの種類
リングとは、ラインが接する黒い硬い素材の部分です。
主に”SICリング”が主流でしたが、2013年に登場した”トルザイトリング”も最近は定着してきました。
この”SICリング”と”トルザイトリング”の大きな違いは
『薄さ』『軽量』『強い』『ラインに優しい』となってます。
同じサイズで比べてみました。
コレは『KLガイド』ですが、左側は”SICリング”、右側が”トルザイトリング”となってます。
フレームはどちらも『チタン』ですが内径の大きさが全く違います。
“SICリング”は現在も多くのロッドガイドに搭載されてますが
“トルザイトリング”の登場、発売によって、各メーカーは販売中のロッドのバリエーションを増やし
『軽量』『感度アップ』などのバージョンアップの商品を出してます。
ただ、PEラインを使用する際に、テンションを掛けた時に音鳴りがするケースもありますので
必ずしも”トルザイトリング”が良いとは限りません。
ガイドの重みも含めたロッド開発もありますので、そのような場合はケースバイケースで
ガイドリングを選んであります。
下記の写真の中央部に”トルザイトリング”の刻印がしてあります。
非常に小さいですが『TZ TORZITE』と書いてあります。
富士工業HPより抜粋
フレームに関してはこの表を見る限り『チタン』が間違いなく良さそうです。
感度を求める繊細な釣りに関しては、軽い・強い・硬いの『チタン』
参照:富士工業HPより
ガイドリングのサイズ表
参照:富士工業HPより
このようにSICからトルザイトに変更すれば、ワンサイズ小さくできます。
SICとトルザイトの自重も大きく違いますので、軽量化となります。
最後に富士工業のガイドの記号の見方