前回はスプール受けとハンドルノブに
ボールベアリングを追加してカスタムしました。
16ストラディックCi4+のベアリングカスタム
今回はボディ内部にボールベアリングを2個追加する方法です。
ストラディックのフルベアカスタム
今回はボディ内部に2個のボールベアリングを入れていきます。
ただ、ボディ内部、ギア周辺を取り外しますので
十分に注意しながらの作業になります。
特に気を付けたいのが工具
今回使うトルクスドライバーのT6とT8もそうですが
通常使うプラスドライバーやマイナスドライバーも
サイズ毎に数本準備してください。
これはネジのサイズに合わせてプラスドライバーや
マイナスドライバーを使わないと
ネジの頭に傷がつき、しっかりとした締め具合等の調整が難しくなります。
もしネジの頭に傷がついたならそのリールはジャンク品となり
評価も凄く下がります。
しっかりと工具を揃えてからの作業をおこなってください。
メインシャフトのウォームシャフトピンカラー
メインシャフトのピンが稼働している部分にあるカラーをボールベアリングに交換します。
中央の部品の中にカラーが入っていますので
この部分もバラしていきます。
中央にあるプラスチックが部品No.75のウォームシャフトピンカラーです。
この部品No.75のウォームシャフトピンカラーをボールベアリングに交換します。
ここで交換するボールベアリングの種類は
品番:520ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径2mm×外径5mm×厚さ2.5mm
NMB(ミネベア)型番:DDL-520ZZW52
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だと SHG-520ZZ を注文します。
プラスチックのカラーとボールベアリングを交換すれば終了です。
ウォームシャフト受け部分
次にボールベアリングを追加できるポイントはココ
ちょうどボディのお尻の部分です。
この中央の白いプラスチックカラーをベアリングに交換するだけの作業になります。
交換するボールベアリングの種類は
品番:630ZZ(シールドタイプ)
サイズ:内径3mm×外径6mm×厚さ2.5mm
NMB(ミネベア)型番:DDL-630ZZ
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だと HRCB-630ZHi を注文。
プラスチックのカラーとボールベアリングを交換すれば終了です。
最後に
今回行った16ストラディックCi4+のノーマル状態での
BB(ボールベアリング)の数は6個ですが、
・ハンドルノブ
・スプール受け
・ウォームシャフトピン受け
・ウォームシャフト受け部
と4か所追加しましたので、カスタム後は10BB(ボールベアリング)仕様となりました。
カスタムショップのヘッジホッグスタジオで
フルベア説明書付きのボールベアリングが発売さてます。