17セオリーの標準ベアリング数は7個
これから5個ボールベアリングを追加して
フルベアリングカスタムを行っていきます。
目次
17セオリーのフルベアリング
スプールにベアリングを入れてみる
17セオリーのスプールは軽量化に伴いアルミ(金属)スプールです。
剛性にも優れていますので、非常に薄く仕上がってます。
スプール内にはプラスチックで出来ているカラーが入ってますので
このカラーをベアリングに交換します。
交換するベアリングの種類とサイズ
品番:1170(オープン)
サイズ:内径7mm×外径11mm×厚さ2.5mm
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だと HRCB-1170Hi を注文します。
ドラグノブを外して、ドラグワッシャー等をすべて外すと
白いカラーがあります。(下記写真中央)
この白いカラーをボールベアリングに交換
カラーを外す時と、ボールベアリングを中に入れ込む時にはちょっと工夫が必要です。
カラーを外す時は下から押し上げて簡単に外れますが
ボールベアリングを入れ込む時には、注意が必要です。
ベアリングは『スポッ』と入り込まないので、無理やり押し込むのではなく
ベアリングを中心に水平に持ってきて、面で押し込む方法が
一番良いとされていますので、注意しながらお願いします。
スプールウケにボールベアリングを追加
中央に見える白いカラーをボールベアリングに交換しますが
この作業は簡単に素早く出来ますので、是非チューニングをお願いします。
ボールベアリングのサイズはスプール内に入れるベアリングと同じです。
品番:1170(オープン)
サイズ:内径7mm×外径11mm×厚さ2.5mm
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だと HRCB-1170Hi を注文します。
この白いカラーの上にある小さい五角形のリングを外すと
簡単にカラーを外すことが出来ます。
五角形のリングを元に戻せば完了です。
ラインローラーに1個追加して2BB化
17セオリーのラインローラーには1個のベアリングが内蔵されてますので
コレにもう1個ボールベアリングを追加して2BB化していきます。
ラインローラー部へのベアリングを追加するには、ボールベアリングだけではなく
他にも部品が必要ですので、事前に注文をしておきましょう。
下の写真の上部に並んでいるのが、標準の1BB時の部品です。
それと下の方に並んでいるのが、新たに注文した部品です。
赤で囲んだ部品と青で囲んだ部品を交換します。
青で囲んだ部品は今回、2BB化をするために注文した部品です。
左から
- ステンレス製0.20mmシム
- No.38 ローラーカラー(A)
- No.39 ローラーパッキン
- ボールベアリング
- No.41 ローラーカラー(B)
ここで使用する4.のボールベアリングの種類は
品番:740(オープン)
サイズ:内径4mm×外径7mm×厚さ2mm
※HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-740Hi を注文します。
そして上記写真の一番左にあるシムはこのシムを利用しました。
YOKOMO ZC-S40S(ステンレス製スペーサーシム)
この0.20mmのシムを入れ込めば、ラインローラーの遊びも少なくなります。
もしくは下記のヘッジホッグのローラーワッシャーを注文してください。
ヘッジホッグスタジオの”ダイワ用 ローラーワッシャー テフロン製”
2014年モデル以降のダイワ スピニングリールなどに使用する、 ラインローラーを2BB化チューニングする時に必要なワッシャーです。
サイズ:内径4mm×外径6mm×厚さ0.8mm
このヘッジホッグのローラーワッシャーを頼めば、上記写真の青で囲んだ部品で
左から2個のワッシャーは不要になり、このワッシャー1個で済みます。
ハンドルノブにボールベアリングを追加する
ハンドルノブには2個ボールベアリングが追加できます。
この作業も非常に簡単です。
使用するボールベアリングのサイズは
品番:740ZZ(シールド)
サイズ:内径4mm×外径7mm×厚さ2.5mm
HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ)だとHRCB-740ZHi を注文します。
17セオリー MAX12BB フルベアリングチューニングキット
ここまで、細かく注文する部品等を説明しましたが
ヘッジホッグスタジオにフルベアリングチューニングキットが発売されてあります。
(チューニングメニュー)
・ラインローラー2BB仕様ベアリングチューン
・ハンドルノブ2BB仕様ベアリングチューン
・トーナメントドラグベアリングチューン
・フィネススプールドラグベアリングチューン
色々と個別に注文する、又はこのキットを注文するかで
簡単に17セオリーのフルベアリングが出来ますので是非やってみてください。