16ナスキーC2000Sを徹底解析
(※C=コンパクトボディ、S=シャロースプール仕様)
見た目は、非常にスマートなボディー(最近のシマノ機種)となってますので
Gフリーボディーが採用された事が見た目からすぐに判断できます。
カラーもブラックとゴールドを使ってちょっと以前のモデルよりカッコ良くなり
『エントリーモデル?』と疑いたくなる容姿と変化
コレが1万円を切るリール?と疑いたくなります。
そして、ハンドルを回した感じですが、『ヌゥーーー』っと回り始めてて
その後は慣性で『スーーーーー』っとは・・・残念ながら回りませんでした。
やはり、ベアリング数やボディーの材質やギアの素材、組み合わせの精度など
色んな要素によって、ハンドルの回転(質)は異なってきますので
この16ナスキーはあくまで低価格モデルのエントリーモデル
ハンドルの回転の質は中堅機種に比べると劣る感じを受けました。
あとは落とした時の強度やバランス、そして負荷がかかった時の巻き心地が気になるところですが
これから釣りを始めようと思う方の入門用のリールとしてのコストパフォーマンスは高く
お買い得なリールと思います。
目次
16ナスキーC2000Sの写真
ハンドルはねじ込み式ではなく、キャップ供回り式となってます。
このC2000Sはコンパクトボディなので、ボディのサイズは最小の1000番台と同じサイズ
スプールサイズは2000番となるので、糸巻き量が違ってきます。
16ナスキーをカスタム
1.ラインローラーにベアリングを追加
まずはラインローラーにベアリングを追加する事は必要だと思います。
ここ最近のライトゲームで使用するラインは極細仕様
特にアジングでよく使用されているエステル系のラインだとライントラブルは特に多くなるので
ラインローラーの働きは重要になってきます。
糸グセがついたり、糸がヨレてくるとトラブルの原因になりますので
ここにベアリングを追加して1BB仕様にした方がいいと思います。
16ナスキーのラインローラーにベアリング追加 – からつり https://t.co/wKnVNBqEdM
— からつり釣果情報 (@karatsuri) 2016年10月28日
2.ドラグシステムのメンテナンス
次に、ドラグシステムのメンテナンスをすぐにやった方がいいです。
この16ナスキーC2000Sにはスプール内にフェルトワッシャーが1枚入っています。
このフェルトワッシャーにドラググリスを染み込ませて
負荷がかかったときにスムーズにラインが出るようにしていますが
工場から出荷された初期の状況だと、すぐにグリスが無くなってしまいますので
追加でグリスを塗った方がスムーズにラインが出るようになります。
3.替えスプールの購入
16ナスキーの純正のスプールは2,300円(税別)
通常時はジグ単でエステル系の0.3号を使用
メタルジグを投げたい時やキャロ仕様にする時はPEライン
そんな時、リールを2個準備しなくてはならないけど
PE用の替えスプールを購入しておくと、スプール交換だけでOK
この替えスプールの安さも魅力的な要素となります。
最後に、ラインローラーやドラグのメンテナンス、そして替えスプールの準備を行えば
非常にコストパフォーマンスの高いリールが完成します。
1万円以下で購入できるシマノのリールとして十分な機能と性能
アジング用やメバリング用、ライトエギング用としてお勧めできるリールです。
16ナスキーC2000Sスペック
- ギア比:5
- 実用ドラグ力(kg):2
- 最大ドラグ力(kg):3
- 自重(g):220
- スプール寸法(径mm/ストロークmm):42/12
- ナイロン糸巻量(号-m):ナイロン(lb-m)3-125、4-100、5-75
- フロロ糸巻量(号-m):フロロ(lb-m)3-110、4-85、5-65
- PE糸巻量(号-m):0.6-150、0.8-110、1-80
- 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):66
- ハンドル長(mm):45
- ベアリング数ボール/ローラー: 4/1
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